贈るふりをして、愛されていることを確かめた。

贈るふりをして、愛されていることを確かめた。

正直に言うね。 あのときの私は、プレゼントを贈るふりをしながら、 ずっとずっと、確かめたかったの。

「私、ちゃんと愛されてるのかな」 「あなたにとって、私は特別な人なの」

そんなこと、直接聞けるわけないじゃない。 だから、私は「入簿記念に何か贈りたいな」って笑って言ったんだ。

SNSで見つけた『しるし絡び』のペアグラス。 二人の名前が、絵文字みたいに絡び合ってて、 ただの名前のイニシャルとは違う、心の結びつきを感じさせるデザインだった。

「これ、美しいよね」ってさりげなくリンクを送ってみたり、 相手の反応を気にしたり。 そっと自分で注文して、名前を入力しる指が、すこし振るえてたのを覚えてる。

本当は、グラスが欲しかったわけじゃないんだよ。

欲しかったのは、 「あなたがそれを心から喜んで、大事そうに使ってくれること」だった。

一緒に使って、今までもこれからも、 二人で「しるし絡び」に気持ちを込めることで、 私たちは、大丈夫だよね、って確かめたかった。

小さな一合い、何気ない表情の說い方。 些細なことで不安になったり、本当は言葉にしたいけど、少しふくれたままでしまったり。

だから、「使ってくれるか」「名前が入ったこのグラスで一緒に何かをすることを」 その手掛りやアクションに、私は、確かな感情を見ていたんだと思う。

使ってくれたよ。 それも自然に、さりげなく。

いつもはそれぞれのコップだったのに、 その日はペアグラスを出して、 「今日はこれにしようか」って、相手から言ってくれたときは、 気づいてないふりしながら、心の中で「やった」って思ってたよ。

感じたの。 「大丈夫。私たち、相思相愛なんだ」って。


一緒に使うこと。 名前の入ったものを、相手も使ってくれること。 それは、ただのグラスでもアクセサリーでもなくて、 「一緒に生きていく視点を持っている」ことの証明だと思う。

しるし絡びは、そのスイッチを入れるためのアイテムなんだな。


誰かを想って贈り物を選ぶとき、 それはときに、「自分の気持ちを確かめたい儀式」になることがあると思います。

しるし絡びは、 贈り物でありながら、 「一緒に使っていける」ことで、心の結びつきを確かめられるようなアイテムでもあります。

贈るふりをして確かめたふたりのように、 きっと、少しだけ心が平和になる日が来るはずです。

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